「洗車場で水だけの洗車ってできるの?」
「水洗いだけでちゃんとキレイになる?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
洗車場では「水洗いコース」が用意されており、水だけでの洗車は可能です。ただし、水洗いで十分かどうかは、車の汚れ具合やコーティングの有無によって変わります。
そこで本記事では、洗車場で水だけ洗車をする具体的な方法や料金の目安、水洗いでキレイになるケース・ならないケースをわかりやすく解説します。
水だけ洗車のメリット・デメリットや、仕上がりをよくするポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
洗車場で「水だけで洗車」は可能
結論から言えば、洗車場での水だけの洗車は可能です。門型洗車機には「水洗いコース」が設けられており、スプレー洗車機には「水のみコース」が設けられています。
ただし、水だけの洗車でキレイになるかどうかは「車の汚れ具合」によって大きく変わります。軽い砂埃程度の汚れであれば水だけでも十分な効果が期待できますが、油汚れや固着した汚れには洗剤の力が必要です。
ここでは、水洗い洗車とシャンプー洗車の違いを紹介します。
水洗い洗車とシャンプー洗車の違い
水洗い洗車とシャンプー洗車の主な違いは「洗浄力」と「適した汚れの種類」です。
| 比較項目 | 水洗い洗車 | シャンプー洗車 |
|---|---|---|
| 洗浄に使うもの | 水のみ | 水+カーシャンプー洗剤 |
| 洗浄力 | 軽度の汚れに対応 | 油汚れ・固着汚れにも対応 |
| コーティング車への影響 | 影響なし(推奨) | コーティング対応洗剤なら問題なし |
| 料金の目安 | 300〜500円程度 (洗車機の場合) |
600〜800円程度 (洗車機の場合) |
| 向いている汚れ | 砂埃・花粉(軽度) | 油汚れ・鳥のフン・虫の死骸・泥 |
| 向いているシーン | こまめに洗車している・コーティング済み | 久しぶりの洗車・汚れがひどいとき |
水洗い洗車は「手軽さとコストの低さ」が魅力ですが、洗浄力には限界があります。汚れの種類や蓄積具合に応じて、適切な洗車方法を選びましょう。
洗車場で水だけで洗車する方法
洗車場で水だけ洗車をする方法は、大きく分けて「スプレー洗車機(コイン洗車場)」と「洗車機(ドライブスルー方式・GO&BACK方式)」の2種類があります。それぞれの使い方を確認しておきましょう。
スプレー洗車機
コイン洗車場に設置されているスプレー洗車機では、「水洗いコース」や「水のみコース」を選択することで、水だけで洗車できます。
スプレー洗車機を使った水だけの洗車の流れは、以下のとおりです。
▼スプレー洗車機の水だけの洗車の流れ
- 受付機で「水洗いコース」または「水のみコース」を選択する
- 高圧スプレーで水をたっぷりかけ、全体を洗い流す
- 洗車後に拭き上げスペースで水滴を拭き取る
スプレー洗車機の水洗いコースは、通常であれば300〜500円程度から利用できます。
水圧を活かして汚れを流せるため、軽い砂埃程度であれば水のみでも十分に対応できるでしょう。
洗車機(ドライブスルー方式・GO&BACK方式)
ガソリンスタンドや洗車場に設置されているドライブスルー方式・GO&BACK方式の洗車機でも、水洗いコースにて水だけの洗車が可能です。
ドライブスルー方式・GO&BACK方式の違いは、下表のとおりです。
| 洗車機の種類 | 特徴 |
|---|---|
| ドライブスルー方式 | 車に乗ったまま洗車するタイプ。洗車終了後は前進して退出。 受付機で「水洗いコース」を選び、車を所定位置に停車する。 |
| 泡GO&BACK方式 | 車から降りて洗車するタイプ。洗車終了後は後退して退出。 操作はスタッフや本体受付機で行う。 |
洗車機での水洗いコースは所要時間が3分程度と短く、300〜500円程度とリーズナブルなのが魅力です。
なお、近年は洗車機のすすぎ工程に「純水」を使用する店舗が増加傾向にあります。純水はミネラル分を除いたピュアな水のため、水滴が乾燥しても白い水シミ(水垢)が残りにくいのが特徴です。
純水仕上げに対応した洗車機を選ぶと、より美しい仕上がりが期待できるでしょう。
▼純水仕上げに対応した洗車機の探し方
- 純水仕上げに対応した洗車機は、「洗車場検索」にて、特徴欄の「純水」にチェックを入れて検索をお願いします。
詳細については、ご利用予定の各店舗にお問い合わせください。
洗車場で水だけの洗車でキレイになるケース

以下の3つの条件に当てはまる場合は、水洗いのみでも車をキレイな状態に保てる可能性が高いです。
【洗車場で水だけの洗車でキレイになるケース】
- 軽い砂埃が付いているだけ
- コーティング施工されている
- 洗車の頻度が高い
1.軽い砂埃が付いているだけ
走行中や風によって付着しただけの砂埃は、ボディに固着していないため、高圧スプレーや洗車機の水流だけでも洗い流せます。
ただし、花粉については注意が必要です。花粉には粘着性のあるたんぱく質「ペクチン」が含まれているため、水だけでは洗い落とせない可能性があります。
花粉が多く付着している場合や花粉が水で溶けて花粉シミになっているような状態は、水洗いでは落としきれません。プロが花粉シミを除去する際には、70〜80℃程度のお湯を使うこともあります。
2.コーティング施工されている
ガラス系コーティングやポリマー系コーティングが施工されている車は、撥水性が高く汚れがボディに密着しにくいです。コーティング膜が犠牲被膜として機能し、水をかけるだけで水玉が砂埃を巻き込みながら流れ落ちるため、水洗いだけでも高い洗浄効果が期待できます。
洗車の際は、強くこすらず上から下へ向かって流水させるように洗い流すことが大切です。コーティング施工車のメンテナンスとして、水洗いは非常に相性の良い洗車方法といえるでしょう。
3.洗車の頻度が高い
高頻度で洗車している場合は、汚れが蓄積・固着する前に除去できるため、水だけでも十分なケースが多いです。汚れが軽いうちに洗い流せるため、洗剤の力を借りなくても車をキレイな状態に保てます。
ただし、鳥のフンや虫の死骸は乾燥すると固着しやすく、夏場であれば1週間経たずに硬化してしまう可能性があるため注意が必要です。「汚れたら早めに洗車する」習慣をつけると、キレイな状態を保ちやすくなるでしょう。
普段の水洗いを中間メンテとして活用しつつ、月1回程度はカーシャンプーを使ったしっかりとした洗車を取り入れるのがおすすめです。
洗車場で水だけの洗車ではキレイにならないケース
以下の状況に当てはまる場合は、水だけの洗車では対応しきれない可能性があります。シャンプー洗車や専用クリーナーの使用を検討しましょう。
【洗車場で水だけの洗車でキレイになるケース】
- 軽い砂埃が付いているだけ
- コーティング施工されている
- 洗車の頻度が高い
1.強い油汚れがある
油分を含む汚れは、水と油が混ざらない性質上、水だけでは落とせません。界面活性剤が含まれているカーシャンプーを使う必要があります。
水洗いで落ちにくい主な油汚れには、以下のようなものがあります。
▼水洗いで落ちにくい油汚れ
- 鳥のフン
- 虫の死骸
- 花粉・泥汚れ・油膜・黒ずみ など
鳥のフンは乾燥すると固化してボディへのダメージが大きくなるため、付着後は早めに洗いましょう。
虫の死骸も同様に、乾燥すると水洗いでは落ちにくくなります。また、花粉・泥汚れ・油膜・黒ずみなども水だけでの除去が難しいため、カーシャンプーや専用クリーナーを使用して汚れを落としましょう。
2.水垢がある
水垢は、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が塗装面に固着した状態です。一度固着してしまうと、再び水をかけても溶けて流れることはないため、水洗いだけでは除去できません。
水垢が進行してウォータースポット(塗装面が熱で焼き付いたり陥没した状態)になると、除去の難易度がさらに上がります。専用クリーナーを使用するか、軽い研磨が必要になる場合もあります。
水垢を付きにくくするためには、洗車後に水滴を拭き取ることが有効です。拭き上げをすることで仕上がりが美しくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。
また、純水を使用した洗車もおすすめです。純水はミネラル分を除去した水のため、乾燥しても水垢になりにくい特性があります。近年、洗車機の最終すすぎ工程に純水を使用する店舗が増えており、水垢のつきにくい洗車方法として注目されています。
▼純水仕上げに対応した洗車機の探し方
- 純水仕上げに対応した洗車機は、「洗車場検索」にて、特徴欄の「純水」にチェックを入れて検索をお願いします。
詳細については、ご利用予定の各店舗にお問い合わせください。
3.洗車自体が久しぶり
1か月以上洗車していない場合は、砂埃や走行による泥汚れ、雨による汚れなど複数種類の汚れが蓄積している可能性があります。固着した汚れは水圧だけでは汚れを落とすことが難しく、水洗いのみでキレイにするのは困難な状態です。
洗車自体が久しぶりという場合には、まずたっぷりの水で車全体を予備洗浄して表面の汚れをある程度流してから、カーシャンプーを使用して洗車を行いましょう。
一度しっかり汚れを落とすと、その後の水洗いでのメンテナンスがしやすくなります。
洗車場で水だけの洗車に関するよくある質問

洗車場で水だけの洗車に関するよくある質問をまとめました。
水だけで洗車する料金は?
水だけで洗車する場合の料金は、利用する洗車設備によって異なります。
下表は料金と所要時間の目安をまとめたものです。ぜひ参考にしてください。
| 洗車方法 | 料金の目安 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| スプレー洗車機(水洗いコース) | 400円~500円程度 | 約7分(水のみ使用時間) |
| ドライブスルー方式洗車機(水洗いコース) | 300〜500円程度 | 約3〜5分 |
| GO&BACK方式洗車機(水洗いコース) | セルフ:300~500円程度 スタッフ:1,000円~ ※車両サイズによって変わります。 |
セルフ:約3〜5分 スタッフ:約10分~ |
| ※料金は目安であり、店舗によって異なります。 | ||
水だけで洗車するメリット・デメリットは?
水だけ洗車のメリットとデメリットは、下表のとおりです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・コストが安い ・短時間で完了する ・コーティング車に優しい ・環境負荷が低い |
・洗浄力に限界がある ・水垢が残りやすい ・汚れがひどい場合は不向き |
水だけ洗車は料金が安く短時間で済むため、手軽にできるのがメリットです。また、洗剤を使わないため環境にも優しい洗車方法といえます。
一方で、洗浄力には限界があり、油汚れやしつこい汚れ、水垢は落としきれない可能性があります。洗車が久しぶりという場合には、水だけではキレイになりにくいため、カーシャンプーを使用した洗車がおすすめです。
水だけで車をキレイにするポイントは?
水だけ洗車で最大限の効果を得るための主なポイントは、次の6点です。
▼水だけで車をキレイにするポイント
- たっぷりの水で予備洗浄する
- 上から下に向かって流水させる
- 高圧ジェットで洗浄する
- 汚れが軽いうちに行う
- 純水を使用する
- 水滴を拭き取る
まず車全体にたっぷりの水をかけて砂埃を浮かせ、最初に大きな汚れを流しておきましょう。砂埃が残った状態で洗浄すると、ボディに細かなキズがつく原因になるので注意が必要です。
汚れを広げてしまわないように、水は常に上から下へ流れるように洗うのもポイントのひとつです。
スプレー洗車機の場合は、高圧ジェットを活用すると軽い汚れを落とせます。ホイールやドアの隙間など細部も洗いましょう。
水垢が残らないように、ミネラル成分を含まない「純水」の使用もおすすめです。洗車後は水滴を拭き取ると、よりキレイな仕上がりになります。
車の状態に合わせて洗車方法を選ぼう
洗車場で水だけで洗車するかどうかは、車の状態や汚れの種類によって判断することが大切です。コーティング施工済みの車や、高頻度で洗車をしている場合、軽い砂埃程度であれば水洗いだけでも十分にキレイを保つことができます。
一方で、久しぶりの洗車や油汚れ・水垢がある場合は、カーシャンプーを使用した洗車やシャンプーコースの洗車機を選ぶのが適切です。水だけでの洗車を日常のメンテナンスとして活用しつつ、定期的にシャンプーやコーティングを使ってしっかり洗車すると、車のキレイを長く保つことができます。
また、純水を使用した洗車機を利用すれば水垢がつきにくく、仕上がりもより美しくなります。洗車場や洗車機を選ぶ際には、純水洗車に対応しているかどうかも確認してみましょう。
洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。
1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。
弊社の強み
- 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
- 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発
弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。














