2026.06.09

洗車機に使われる水の特徴やメリット・デメリットとは?洗車機と環境との関係についても解説

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洗車に欠かせないのが「水」です。しかし、洗車機で使用されるのは水道水だけではありません。地域や店舗によっては井戸水が使われていたり、純水が使われていたりします。

本記事では、洗車機メーカーであるタケウチビユーテーが、洗車機で使用される水の種類とそれぞれの特徴について解説します。

水の違いで仕上がりに差が出るのか知りたい方や、洗車機ビジネスを検討している事業者の方にとって、役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

洗車機に欠かせない水の役割

洗車機において水は、汚れを流すだけでなく、洗剤の効果や仕上がりにも関わる重要な要素です。

まず、高圧の水流は車体のホコリや泥を浮かせて流し、ブラシや洗剤がより効果を発揮できる状態を作ります。次に、適切な水量で洗剤の成分を均一に行き渡らせ、安定した洗浄効果を生み出します。

最後のすすぎでは、残った洗剤や汚れを水でしっかり流し除去します。このように、水は洗車の各工程を支える欠かせない存在です。

洗車機の水の種類をチェック

洗車に使われる水は、井戸水、水道水、純水などがあります。これらの水の種類についてそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて見ていきましょう。

洗車機の水の種類|1. 井戸水

井戸水は、地下から汲み上げた地下水のことで、今でもガソリンスタンドや古くからある洗車場などで多く使用されています。

井戸水を洗車機に使うメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

▼メリット
  • 水道料金がかからず、経済的である
▼デメリット
  • ミネラル成分や不純物を含み、水シミの原因になる。またコーティング被膜が定着しづらく、撥水力・ツヤ共に劣る
  • 塩素が含まれておらず、苔の原因になる
  • 鉄分によって配管が錆びる可能性がある(鉄粉が多い場合)

井戸水の最大の利点は、コストを大幅に抑えられる点です。水道料金が不要であるため、洗車台数の多い店舗では経費削減効果が期待できます。

一方で、井戸水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル・不純物が多く含まれる場合があり、これらは乾燥後に水シミを残し、車体表面のツヤを損なう原因になります。また、ミネラル分がコーティング被膜の形成を妨げ、撥水効果の持続性が短くなる傾向にあります。

さらに、井戸水には消毒剤である塩素が含まれないため、洗車機内部や床に苔が発生しやすく汚れの原因になるほか、苔が原因で滑ってしまい事故のリスクも高まります。加えて、鉄分が多い井戸水では配管の詰まり・サビが起きやすく、機器の寿命を縮める恐れがあります。

このように、井戸水はコスト面で優れている一方、水質によるトラブルや仕上がりの品質低下を招くリスクがあります。特にコーティング施工車や高級車をお乗りのドライバーは、リスクを考慮し使用するのが望ましいでしょう。

洗車機の水の種類|2. 水道水

水道水は、洗車機で最も一般的に使われる水源です。水道水は安定供給が可能で、井戸水と比較した場合、不純物が少ないため一定の品質を維持できることから、多くの洗車施設で採用されています。

洗車機に水道水を使うメリット・デメリットとしては以下があります。

▼メリット
  • 全国どこでも安定して利用できる
  • 特別な設備を追加で用意する必要がなく利用可能
  • 水道水は洗浄及びコーティングに対し、水による大きな悪影響を与えず利用できるため、一定の品質を提供することが可能
▼デメリット
  • 乾燥後にミネラル成分が残り、水シミが発生しやすい
  • 拭き上げ作業が必要
  • 硬水地域では軟水化や純水化などの水質調整及び、補正するための設備が求められる

水道水の利点は、全国どこでも安定して利用できる点です。日本は水道インフラが整っているため、特別な設備を用意することなくすぐに水道水を使用できます。また、専用タンクや濾過装置を設置する必要がないため、初期費用を抑えられるのも大きな利点といえるでしょう。

一方で、水道水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれており、これが水シミの原因になります。特に沖縄県のように、カルシウムを多く含む水質の地域だと洗車の際に水シミを作りやすくなってしまいます。また、硬度が高い水は、洗剤の泡立ちが悪くなったり、仕上がりにムラが出たりすることがあります。

水道水は手軽で扱いやすい一方、地域によっては水質の影響を受ける点を理解しておくことが大切です。

洗車機の水の種類|3. 純水

純水は、高純度の水でありミネラルや不純物をほとんど含まない特性があり、洗車機において高い仕上がりを実現できる水とされています。

洗車機に純水を使うメリット・デメリットとしては以下のとおりです。

▼メリット
  • 乾いてもシミができず、仕上がり良い
  • 仕上げ作業が短時間で可能(拭き上げレスも可)
  • 仕上がりの良さが顧客満足度を高め、リピーター増加につながる
  • 導入店舗がまだ少なく、競合との差別化がしやすい
▼デメリット
  • 純水生成装置(RO装置)の初期投資が必要である
  • フィルター交換やメンテナンスなど、維持コストがかかる

純水の最大の特長は、乾燥後に水シミが残りにくいことです。水シミの原因となるミネラル分を含まないため、透明感のある仕上がりが得られます。特にコーティング施工車との相性が良く、洗車後のツヤや光沢をより引き立てます。

また、「純水洗車」は見た目の美しさや高級感を重視する顧客から支持されており、店舗の付加価値向上にもつながります。

一方で、純水を生成するには逆浸透膜(RO膜)を使った専用装置が必要です。補助金制度はあるものの、導入や維持にコストがかかる点が課題といえるでしょう。

このように、純水は洗車品質を大きく向上させますが、コスト面での負担も伴います。

洗車機の水と環境の関係|実は洗車機はエコ

洗車機は水を多く使うイメージがありますが、実際には環境に配慮した「エコな洗車」として注目されています。近年の洗車機は、節水性能や排水処理、環境対応型洗剤の採用など、さまざまな面で環境保全を意識した設計が進んでいます。

最新の洗車機では、節水の技術を導入し、少ない水でも高品質な洗車が提供できるようになったため、水洗いであれば1台あたり約50リットルの水で洗車が可能です。

これは家庭でホースを使って、手洗い洗車をした場合、常に水を流しながら洗うため、汚れをすぐに洗い流せますが、非常に多くの水を使います。一般的な家庭の水道では、1分間に約10〜12リットルの水が出るため、15分間流しっぱなしにするだけで150リットル以上の水を使用することになります。

このように比較すると、洗車機を使った場合、ホースを使って手洗い洗車した時と比較して、約3分の1の水量で洗車ができる計算となります。

洗車機はさらに環境への配慮もかかせません。特に洗車後の排水は油水分離槽で油分や洗剤成分を除去したうえで排水処理されるため、河川や下水の汚染を防ぎ、地域の水環境を守ることができます。

また、SDS(安全データシート)に基づいた成分を使用した環境対応型洗剤も普及しています。これらの洗剤は自然環境への影響を抑えながら十分な洗浄力を発揮します。

気候変動による猛暑や渇水、水不足が問題となる中、洗車業界でも水資源を大切に使う取り組みが進んでいます。環境にやさしい洗車機の普及は、持続可能な社会への一歩といえるでしょう。

純水洗車は利用者からも人気!お客様の声をチェック

店舗によっては、純水洗車をオプションとして利用できる場合や、洗車メニューに純水(オプション)を加えたセットメニューでの提供方法があります。

純水はミネラル分を含まないため、水シミが残らない美しい仕上がりと、拭き上げ作業のしやすさから、多くのドライバーから高い支持を得ています。実際に純水洗車を利用されたお客様からは、次のような声が寄せられています。

▼純水洗車を利用したお客様の声
  • 水シミにならず拭き上げが楽
  • 仕上がりが良い
  • コーティングを掛けているので純水洗車がすごく気に入っています
  • 純水洗車を探してやっと見つけました
  • 純水洗車をやりたくて遠くから来ています
  • 拭き上げ作業が時短でできるようになりました など

このように、純水洗車は仕上がりの美しさだけはもちろん、作業のしやすさも高く評価されています。車を大切に扱いたい方や、コーティング車をより美しく保ちたい方に特におすすめの洗車方法といえるでしょう。

純水洗車ができる洗車場「KOMACHI」

岐阜県にあるタケウチビユーテーの直営店舗「KOMACHI」の洗車機は、すべてのコースで純水仕上げを採用しています。

純水による高品質な仕上がりを実感できるほか、拭き上げが簡単で拭き残しによるシミの発生を軽減でき、ボディをキレイな状態で維持できる点が、多くのお客様から高く評価されています。近くにお立ち寄りの際は、ぜひ一度「KOMACHI」の純水洗車を体験してみてください。

純水洗車をお探しの方は検索機能をご利用ください

多くの洗車機では水道水、あるいは井戸水が使われており、水の種類を見分けるのは容易ではありません。ですが、「純水洗車」はその仕上がりの美しさから注目されており、多くの店舗では注意看板やメニュー表に「純水洗車仕上げ」などが明記されています。

純水洗車対応の店舗では、水シミのない透明感のある仕上がりと、拭き上げのしやすさを実感できます。より高品質な洗車を求める方は、ぜひ純水洗車対応店舗を探してみてください。

弊社の店舗検索機能では、「純水」というキーワードにチェックをすると純水洗車対応店舗を簡単に検索できます。お気に入りの店舗を見つけて、理想的な仕上がりを体感してみてください。

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。

1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。

弊社の強み
  • 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
  • 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発

弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。

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