洗車をする際に便利なのが「洗車場」です。洗車場にはさまざまな設備やスペースがあり、自宅の駐車場で洗車をしている方や、運転初心者の方にとっては「どのように利用すればいいのか」「どんな手順で洗えばよいのか」と迷うこともあるかもしれません。
本記事では、洗車場での基本的な車の洗い方を解説します。さらに、利用時に知っておきたいマナーやよくある疑問についてもまとめているので、これから洗車場を利用してみようという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
洗車場は主に2種類ある
洗車場は従来からある「コイン洗車場」と今注目されている「時間制セルフ洗車場」の2種類に分けられます。どちらも利用者自身が車を洗うセルフ式ですが、料金の仕組みや使い方にはそれぞれ特徴があります。
| コイン洗車場 | 硬貨を投入して機器を一定時間使用するタイプ 短時間で洗車を済ませたい方や、コストを抑えて利用したい方に向いている |
|---|---|
| 時間制セルフ洗車場 | 時間単位(例:初回30分、以降10分ごとに課金)で料金を支払う仕組み 利用時間内であれば洗浄機や掃除機などの機器が自由に使いたい放題 車を丁寧に洗いたい方や洗車を趣味として楽しむ方に人気 |
まとめると、コイン洗車場は都度払い型、時間制セルフ洗車場は時間内使い放題型といったイメージです。前者は手軽さを重視する人に、後者は仕上がりの美しさを追求したい人に適しています。
洗車場では何ができる?主な用途をチェック
洗車場では、車の外装だけでなく内装の清掃まで行うことができます。ここでは、洗車場でできる主な作業内容とその特徴を紹介します。
高圧洗浄機(スプレー洗車機)での手洗い
多くの洗車場には高圧洗浄機(スプレー洗車機)が設置されており、手洗いでの洗車が可能です。高圧水によって砂埃や泥などの汚れを効率的に落とせるため、細部までしっかり洗浄できます。
洗車機での洗車と比較すると時間はかかりますが、愛車を自分の手で洗車したい方によく利用されています。
洗車機を用いた洗車
洗車場によっては、自動で洗車を行う洗車機も導入されています。洗車機を利用すれば、3〜10分ほどで洗車が完了し、気温などの天候要因に左右されず時間を短縮して洗車できることが魅力です。忙しくて洗車に時間をかけられない方や効率を重視する方によく利用されています。
洗車場は主にセルフ式の「ドライブスルー方式」と「GO&BACK方式(門型洗車機)」の2種類があります。
| ドライブスルー方式 | 車に乗ったまま洗車するタイプ 初心者でも扱いやすいのが特徴 |
|---|---|
| GO&BACK方式 | 一度車を降りて操作するタイプ 操作が難しいため洗車に慣れたベテランにおすすめ |
弊社の洗車機ですと、ドライブスルー方式の洗車機は「極美(KIWAMI)」が代表的です。間口が広く、初心者の方でもスムーズに入庫しやすく、さらに、3本ブラシ洗浄方法を採用し、今まで洗えなかった細部までしっかり洗える「KIWAMI WASH」が特長です。
GO&BACK方式の洗車機であれば「兜(KABUTO)」が代表的。保水性のあるブラシにより、高い洗浄力とボディへの優しさを両立しています。
車内清掃
洗車場では外装の洗車だけでなく、車内清掃も行うことが可能です。設置されている固定式掃除機は吸引力が強く、砂やホコリをしっかり取り除け、シートの隙間など細かい部分の掃除にも便利です。簡単に車内をキレイに保つのにおすすめです。
店舗によってはハンディタイプのクリーナーを貸し出している場合もあります。洗車の仕上げとして車内清掃を行う人も多く、外も中もキレイにすることができるのが魅力です。
洗車場によっては独自のサービスも
洗車だけでなく付帯サービスを提供する洗車場も増えています。待ち時間を有効に活用できるよう、コインランドリーや休憩スペース、キッズスペースを併設している店舗もあります。
例えば、弊社タケウチビユーテーの直営店「CARWASH&LAUNDRY KOMACHI」ではコインランドリーを併設しており、洗濯の合間に洗車を行うことが可能です。このような複合施設型の洗車場は、日常の用事と洗車を同時に済ませられる点が大きな魅力です。
洗車場での車の洗い方|1.ドライブスルー洗車機の場合

セルフドライブスルー洗車機は、短時間で安全かつ手軽に洗車できる方法です。初心者でも使いやすく、限られた時間の中で効率よく車をキレイに仕上げられるため、洗車場でも多く取り入れられています。
以下ではドライブスルー方式洗車機を利用するうえでの準備物と洗車の流れについて見ていきましょう。
▼準備する物
- お金(現金またはクレジットカードなど)
- 拭き上げ用タオル(店舗によっては貸出あり)
- 洗車仕上げ用品(お好みなものを準備)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 受付前に注意看板と洗車メニュー看板の確認 | ドライブスルー洗車機の受付機前で停車し、注意看板を確認する。 (車種や装備が洗車可能かをチェックすること) 事前に自分の車(状態)に合った洗車メニューを確認しておく。 (いきなり受付機でメニューを選択する場合、洗車内容がメニュー名だけで判断できないため、事前にメニューを確認することでスムーズな受付が可能) |
| 2. 受付機の操作 | 洗車コースやオプション、該当する装備品などを選択し、料金を支払う。 |
| 3. 洗車 | 窓とドアをしっかり閉め、サイドミラーをたたむ。 案内に従って指定位置まで前進し、エンジンを切る。洗車完了まで車内で待機する。 |
| 4. 移動 | 「洗車終了」の案内が表示されたら、拭き上げスペースへ移動する。 |
| 5. 拭き取りや清掃 | タオルやブロワーを使い、水滴を拭き取る。 必要に応じて有料の掃除機で車内清掃を行う。 |
洗車後の拭き上げは、水シミ防止に欠かせません。特にドアのすき間やミラー部分は水滴が残りやすいため、丁寧に仕上げることがポイントです。
洗車場での車の洗い方|2.スプレー洗車機を使う手洗いの場合
スプレー洗車機を使った手洗いは、自分のペースで丁寧に作業できる洗車方法です。仕上がりを重視するドライバーにおすすめで、工程を守ることでプロのような美しいツヤを実現できます。
▼準備する物
- バケツ
- スポンジ(ボディ用)
- ブラシ(下回り・ホイール用)
- タオル(ボディ用・下回り用)
- カーシャンプー
(スプレー洗車機の「シャンプーコース」を選択する場合は不要) - ゴム手袋(手荒れ防止)・防水エプロン(衣類を濡らしたくない方)
- 着替え
- お金(100円硬貨や500円硬貨) など
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. メニュー選択と支払い | 洗車スペースに停車し、注意看板を確認。 洗車道具を準備し、カーシャンプーを使う場合は泡立てておく。 コースを選び、料金を支払う。 |
| 2. 予備洗浄 | 高圧水を使い、砂やホコリを車体の上から下の順番で順序良く洗い流す。 (砂が付着した状態で手洗いをするとキズが付く恐れがあるので、できるだけ砂などを高圧水で取り除く) |
| 3. 泡を掛ける | 手洗い機より泡をまんべんなく車体の上から下にかけていく。(下から泡を掛けると泡が流れ落ちるため、必ず上からかける) ※持ち込みハンディタイプの泡を掛ける場合はこのタイミングで塗布。バケツの泡を使う場合は、この工程は不要。 |
| 4. タイヤ部分の手洗いとボディの手洗い | ホイールや下回りを洗浄する(ボディとは別のスポンジを使い、専用ブラシを使用する)。 スポンジにシャンプーをたっぷりつけて優しく洗う。強くこすらず、泡で汚れを浮かせる。 ※万が一スポンジを地面に落としたら必ず洗ってから再使用 |
| 5. すすぎ | スプレー洗車機で全体を洗い流す。車体の上から下にかけていく。 ※泡残りは仕上げのタイミングで泡を除去するのに時間を要するため、しっかり洗い流すことが重要。 |
| 6. 拭き上げ | 拭き上げスペースに移動し、水滴を取り除く。 ※ブロワーも活用すると効率的、且つキレイな仕上がりになる。 |
| 7. 車内清掃 | フロアマットを外して砂や砂利などを掃除機で内装を清掃し、最後にフロアマットの汚れを落として元に戻す。 内窓も綺麗に拭くと視界良好で快適ドライブを実現可能に。 |
洗車スペースを使用した後は、地面に残った泡や水を流し、仕上げスペースではゴミを残さないことを心掛け、次に使う人への配慮も忘れないようにしましょう。
洗車場を利用する際に守りたいマナー
洗車場を快適に利用するためには、以下の基本的なマナーを守ることが大切です。
- 混雑時は長居せず、手早く作業を済ませる
- ゴミは持ち帰るか、所定のゴミ箱に捨てる
- オイル交換など洗車以外の作業は行わない
- 備え付けの道具は破損や汚れがないか事前に確認する
- 道具や機器を借りた後はもとの場所に戻す
- 洗車中はエンジン停止を心掛け、カーステレオからの音楽を控える など
設備を大切に扱い、ほかの利用者への思いやりを忘れないようにしましょう。
洗車場・洗車に関するよくある質問

ここでは、洗車場の利用や洗車に関するよくある質問をまとめました。
洗車機を利用する際の洗車スケジュールは?
理想的な洗車スケジュールは、「月に1回のコーティング洗車」と「汚れたタイミングでの水洗いまたはシャンプー洗車」です。
定期的にコーティングを実施することで、ボディ表面に保護膜が形成され、汚れや紫外線による劣化を防ぐ効果が高まります。
また、虫の死骸や鳥のフンなどの強い汚れは、放置すると塗装を傷める原因になります。汚れを見つけたら、できるだけ早めに水洗いまたはシャンプー洗車をしましょう。環境や走行距離によって汚れ方は異なりますが、こまめなケアが車の美観を保つポイントです。
洗いすぎが原因でキズがつくことはありますか?
洗車を頻繁に行うこと自体がキズの原因になることはありません。
また、「洗車機を使うとキズがつくのでは」と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、近年の洗車機はブラシの素材や構造が改良されており、目に見えるキズが付くリスクはないと第三者機関にて確認されています。
ただし、次のようなケースではキズが発生することがあります。
- 予備洗浄をせず、ボディに砂がついた状態で洗車をする
- 泥や砂を含んだスポンジを使って手洗い洗車をする
- 拭き上げ時に乾いた硬いタオル使用している
- 地面に落としたタオルを洗わずにそのまま拭き上げに使う など
このように、洗車タオルやスポンジの汚れや扱い方がキズの原因になることがあります。洗車の際は常にキレイな道具を使い、キズのリスクを減らしましょう。
また、「洗車後にキズが付いている」と気付くケースの多くは実際、洗車前からキズが存在していたという場合がほとんどです。特に汚れた状態から洗車後のキレイな状態だと、ボディの拭き上げタイミングで細かなキズに気が付きやすくなります。
洗車前に車を一周し、傷のチェックを実施しましょう。チェックすることで、洗車後の思い込みによるトラブルが未然に防げます。
洗車場は雨の日や夜でも使用できますか?
雨の日や夜間でも洗車場は利用可能です。
雨の日は虫や鳥の糞などの汚れが浮きやすいので洗車におすすめのタイミングです。屋根付きの洗車場であれば、天候を気にせず快適に作業できます。
夜間に利用する場合は、営業時間を事前に確認し、大きな音を立てない・長時間スペースを占有しないなど、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
洗車場は誰でも使えますか?
基本的に洗車場は誰でも利用できますが、車種や設備によっては制限がある場合があります。
例えば車高や車幅が大きい車、特殊車両(キャンピングカーやトラック 等)などは、サイズ制限の関係で洗車機を利用できないことがあります。
利用前には、必ず注意看板を確認し、安全に使用できるかをチェックしましょう。
洗車機や洗車スペースをほかの人が使っている間はどうすればいいですか?
ほかの人が洗車機や洗車スペースを利用している場合は、順番を守り邪魔にならない場所で待機しましょう。
ドライブスルー洗車機では、順番通り待機できますが、GO&BACK方式(門型洗車機)は後退動作があるため、後方で待つのは危険です。また、この方式の洗車機の場合、待機場所が明記されていないことが多く、洗車待ちの順番によるトラブルが発生しやすいため、必ず安全な位置と順番を守って待機しましょう。
待ち時間を有効に使いたい場合は、車内清掃や洗車道具の準備をしておくのもおすすめです。
洗車場で利用方法が分からない時はどうすればいいですか?
操作方法や手順に迷ったときは、自己判断せずに利用ガイドや注意看板を確認しましょう。スタッフが常駐している場合は、直接スタッフに尋ねるのが確実です。
また、ほかの利用者が洗車をしている様子を観察して参考にするのもひとつの方法です。事前に使い方を理解しておくことで、安心してスムーズに洗車ができます。
なお、今読んでいただいている「洗車note」では、洗車機や手洗いの手順を詳しく解説した記事も掲載しています。あわせて参考にしてみてください。
洗車場をお探しなら「洗車場検索」をご活用ください
「洗車できる店舗を探したい」という方には、弊社ホームページの「洗車場検索」の利用がおすすめです。
お住まいの地域や洗車形態、利用したい洗車機の種類などを選択すると、条件に合った洗車場を簡単に検索できます。
例えば「洗車場」にチェックを入れると、タケウチビユーテーのドライブスルー洗車機が導入されている店舗が一覧で表示されます。
ぜひ弊社ホームページの洗車場検索を活用し、お気に入りの洗車スポットを見つけてくださいね。
洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。
1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。
弊社の強み
- 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
- 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発
弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。















