2025.05.14

ガラスコーティングで車を美しく保つ|洗車機と専門店を比較した場合のメリット・デメリットとは?

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洗車機のガラス系コーティングで車を美しく保つ|メリットや注意点も解説

洗車機は車を手軽かつ短時間で洗浄できる便利な機械。定期的に利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

洗車機の機種によっては、車にツヤを与える「ガラス系コーティング」ができるタイプもあります。専門店で行う手作業によるコーティングよりも安価で手軽にできるため、多くの方に利用されています。

本記事では、洗車機で行うガラス系コーティングのメリット・デメリットや利用時のポイントについて解説します。

「愛車を綺麗に保ちたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

洗うだけじゃない!洗車機はコーティングもできる

洗車機は単に汚れを落とすだけでなく、車を保護するコーティングもできます。シリコン性の被膜で水を弾く「撥水コーティング」、そしてガラス質の被膜を形成する「ガラス系コーティング」などがあります。

なかでもガラス系コーティングは、ボディ表面にガラス質の保護膜を作り、ツヤを向上させるだけでなく、汚れや傷から車を守る効果が持続しやすいのが特徴です。

本格的なコーティングは専門業者に依頼するのが一般的ですが、施工費用が高額なのが難点です。

その点、洗車機のガラス系コーティングなら手軽で安価に撥水効果やツヤを得ることが可能です。洗車機の機種によってはこれらのメニューが選べるため、愛車のメンテナンスとして気軽に活用できます。

洗車機のコーティングは約1ヶ月~1ヶ月半持続

洗車機でできるガラス系コーティングの持続期間はおよそ1ヶ月〜1ヶ月半が目安です。

ただし、車の塗装状態や駐車する環境によって差が出ます。塗装がきれいなほど撥水効果は長持ちしやすく、紫外線などの影響もあるためガレージ保管と屋外駐車では、コーティングの耐久性に差が出ることがあります。

そのため、1ヶ月〜1ヶ月半という期間はあくまで目安と考えるとよいでしょう。

洗車機で行うガラス系コーティングの手順

洗車機で行うガラス系コーティングは、基本的に「洗浄→コーティング剤塗布→乾燥」の流れで進みます。

ここでは、弊社の洗車機に使用しているコーティング剤を例に挙げつつ、次から具体的な手順を見ていきましょう。

洗車をして汚れを落とす

コーティング剤の塗布の前に、まずはボディの洗浄を行います。洗車機の受付と支払いを済ませたら、洗車機のスペースに車を停車させると洗車機が洗浄を開始します。

洗車機ではシャンプーを塗布し洗浄を行うことによって、コーティング剤の密着性を高める準備が整います。

コーティング剤を塗布する

ボディの洗浄が完了したら、次にコーティング剤の塗布に進みます。洗車機が往復しながらボディに塗布することで、ムラなくコーティング剤がかかります。

コーティング塗布でおすすめなのは、ベースコーティングを塗布した上からトップコーティングを重ねることです。

例えば、弊社のカーケアでは、ベースコーティングである「FK-2ハイパー」の上に、トップコーティングの「アライガーコート」を施すことが可能です。

ベースコーティングのみのコースも選択できますが、トップコートを追加することで、撥水性・防汚性・ツヤが向上します。より高い効果を求めるならトップコートの併用も検討しましょう。

さらに、洗車機ではメーカー純正品以外のコーティング剤などを使用している場合、得られる撥水効果やツヤなどが不十分になることもあるので純正コーティング剤を利用しているのかの確認をした方が良いでしょう。

乾燥させる

コーティング剤の塗布が完了したら、乾燥の工程に進みます。洗車機のブロワーで水分を飛ばし、しっかりと乾燥させます。

乾燥が終了したら、拭き上げスペースへと車を移動し、拭き上げ用タオルを使って細部までしっかり水分を拭き取ります。拭き残しがあると水シミの原因になるため、丁寧に仕上げましょう。

また、洗車場によっては風で水滴を飛ばすブロワー機が設置してある店舗もあります。簡単に細部の水滴を飛ばすことが可能となりますので、設置してあれば利用するのもおすすめです。

洗車機でガラス系コーティングをするメリット

洗車機でガラス系コーティングをするメリットには、どのようなメリットがあるのでしょうか。次からメリットを一つずつ見ていきましょう。

専門店でコーティングするよりも手軽・安価・時短

洗車機によるコーティングは、専門店の本格的なコーティングと比較して、手軽でコストパフォーマンスが良く短時間でできることがメリットといえます。

専門店だと、コーティングに1時間から5日間かかることもあるうえ、価格も5〜20万円と高額です。

一方洗車機の場合、ボタン操作だけで洗車と同時にコーティングが完了し、時間も10分前後でご利用できます。予約不要で好きなタイミングで利用でき、フロントガラスやボディをまとめてコーティングできるのも利点です。

また、料金も2,000〜3,000円程度で、専門店の本格的なコーティングと比べると圧倒的に安価です。コストが低いため、定期的に行うことでツヤを維持しやすいのも魅力です。

汚れが付着しにくくなる

ガラス系コーティングは撥水・防汚効果があり、雨水が汚れとともに流れ落ちやすくなります。

そのため、以下のような利点があります。

  • 泥やホコリ、鳥のフン、花粉が落としやすくなる
  • 撥水効果やツヤ出し効果によって車を綺麗に保つことができる
  • 洗車回数を減らすことができ、日々のメンテナンスが楽になる

特に屋外駐車をしている方は、汚れの付着が抑えられるのは大きなメリットといえます。

車を美しさを維持できる

ガラス系コーティングは、ボディにガラス成分の保護膜を形成するため、新車のようなツヤや輝きが長持ちします。濃色車の場合は特にツヤが増し、高級感のある仕上がりになります。

専門店によるコーティングのメンテナンスとして活用できる

専門店での本格的なガラスコーティングは時間がかかるうえ、高額であるため、頻繁には通いづらいかもしれません。

そこで洗車機のコーティングを専門店で依頼した後のメンテナンスとして活用すれば、手軽にコーティングの効果を維持できます。

専門店のコーティングを維持しつつ、手間とコストを抑えたい場合は、洗車機によるコーティングも活用しましょう。

洗車機でガラス系コーティングをするデメリット

洗車機によるガラス系コーティングは手軽でコストを抑えられる一方で、専門店と比較した際のデメリットも存在します。

次から主なデメリットについても見ていきましょう。

コーティング効果は長時間持続しない

洗車機で施すガラス系コーティングは、専門店の本格コーティングに比べると耐久性に劣ります。

専門店では、コーティング前に鉄粉除去や脱脂などの下地処理を丁寧に行うため、コーティング剤がしっかりと定着し、持続期間も1〜5年と長期にわたるのが特徴です。

一方、洗車機によるガラス系コーティングは、洗車後にコーティング剤塗布するだけなので、専門店のコーティングほど効果は持続しません。そのため、コーティング効果を維持するには月1〜2回程度行うことが必要になります。

細かい部分のコーティングは難しい

洗車機は車全体にコーティングを施すため、部分的なコーティングができない点もデメリットです。

例えば、「フロントガラスの撥水を避けたい」「特定の箇所のみをコーティングしたい」というケースだと洗車機によるコーティングは適さないでしょう。

また、ドアの隙間やエンブレム周り、ミラーの付け根など細かい部分はムラになる場合があり、コーティング剤がうまく行き届かないことがあります。

専門店なら細部まで丁寧に施工できますが、洗車機では全体的に塗布されるため、部分的に効果が薄れてしまう可能性があるのが難点です。

洗車機でガラス系コーティングをする際のポイント

洗車機でガラス系コーティングをする際のポイント

洗車機のガラス系コーティングを効果的に活用するためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

撥水効果が落ちてきたら再びコーティングをする

撥水効果が弱まってきたら、コーティングを再度行うことを検討しましょう。ただし、頻繁にコーティングを重ねすぎると汚れをコートしてしまい、汚れの層がミルフィーユのようになり、くすみの原因になることもあるため注意が必要です。

目安としては1ヶ月〜1ヶ月半ごとが適切なので、頻繁に撥水コートをする必要はありません。それまでの間に汚れが気になる場合は、水洗いのみやシャンプー洗車で対応すると良いでしょう。

新車はコーティングをおすすめ

新車の段階でガラス系コーティングを施工すると、塗装の保護効果が高まり、新車の美しい状態を維持できます。

コーティングをしないままだと、紫外線や黄砂、花粉などの影響で塗装が劣化しやすく、色あせや汚れの固着につながります。

新車の輝きを維持したい場合、必ず何かしらのコーティングを施工することで、塗装の劣化が防げます。洗車機のガラス系コーティング、あるいは専門店のガラスコーティングを活用し、新車ならではのツヤをキープしましょう。

コーティングをした車は洗車機で洗っても良い?

洗車機でガラス系コーティングした車や専門店でガラスコーティングをした車は、洗車機による洗浄をしても良いのか悩む方もいらっしゃるかもしれません。

基本的に、コーティングをした車でも洗車機を利用できます。ただし、コーティングの種類によっては、被膜の硬化に時間がかかる場合があるため、コーティングを依頼した店舗に確認し、適切なタイミングで洗車機を使用することが大切です。

コーティングの撥水被膜は、汚れが付着すると撥水効果が低下する特性があるため、定期的に汚れを落とすことが欠かせません。ぜひ洗車機で車についた汚れを落とす手段やコーティングのメンテナンスとして活用してみてください。

また、弊社の洗車機にはコーティング車専用の「グラスケア」コースがあります。

このコースでは、高圧ジェットや水洗いに加え、ガラス系コーティング(プリズムグラスコートまたはアライガーコート)を塗布。既存の撥水系コーティングの上にガラス系コーティングを重ねることで2層構造となり、より強固な保護膜を形成し、コーティングの耐久性を向上させます。

洗車機の機種によっては、このようなコーティング車専用のコースがオプションとしてあるため、活用してみてはいかがでしょうか。

高品質のガラス系コーティング「アライガ-コート」を紹介

弊社の「アライガーコート」は、洗車機でできるガラス系コーティングの中でも最高品質を誇るコーティング剤です。

撥水性能はもちろん、水滴がボディに残りにくい「流撥水」機能を備えており、水がスムーズに流れ落ちるため、水滴跡の発生を大幅に軽減します。発売当初から多くの導入店舗で高く評価され、確かな撥水効果を実感いただいております。

さらに、弊社の洗車機は特殊な塗布システムを採用しています。エアーと水を混ぜたミスト状の噴射により、コーティング剤を均一に塗布可能。他社のように液剤をそのまま流す方式ではなく、ムラなくコーティングできるのが特長です。

ぜひ、アライガーコートを導入している店舗で、その高品質なコーティング効果を体感してみてください。

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。

1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。

弊社の強み
  • 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
  • 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発

弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。

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