INTERVIEW
人を知る
タケウチビユーテーで働く社員のリアルな声をご紹介します。
開発部門|商品開発
M.Sさん
開発部門|商品開発
M.Sさん
学生時代の教科書は、
捨てないでください。
——大学の頃から洗車機を使っていた。ある日ふと、「これ、どうやって作っているんだろう」と思った。使う側からつくる側へまわった商品開発。1年間の新人研修を終え、いまようやく図面と向き合いはじめたところです。その机には、いまも大学の教科書が置かれています。
大学では機械システム系の学科を専攻し、機械工学・材料力学・電気回路・プログラムなどを幅広く学ぶ。学生時代に洗車機のつくり手に興味を持ち入社。1年間の新人研修を経て、現在はCADによる設計業務を担当している。
いまのお仕事について教えてください。
主にCADを使って、図面の修正を行っています。大きな作図をすることはまだないのですが、商品を試験するタイミングでブラケットを作成するときには、自分で作図もします。
この仕事を任せてもらえるようになったのは、じつはつい最近、3月くらいからなんです。
入社を決めた理由を教えてください。
もともと車を綺麗にするのが好きで、洗車機はよく利用していたんです。手洗い洗車もやったことはあるんですが、面倒くさいなと(笑)。大学の頃からずっと洗車機を使っていて、あるときふと「これ、どうやって作っているんだろう」と思ったんですね。
大学3年生で就活が始まって、いろんな会社を見ていく中で「ここもそうだ」と気づいたのがこの会社でした。
就活のとき、休みはもちろん欲しいと思っていました。でも、興味のあることじゃないと続かないかなと思って。休みだけを見て、まったく興味のない会社に入っても、どうせすぐ辞めてしまうんじゃないかと。だったら、少しでも興味があるもののほうがいいのかなと考えました。
休みだけで選んでいたら、
たぶん続かなかったと思います。

入社後の1年間は、新人研修だそうですね。
はい。1年かけて、電気回路やプログラム、CAD、ブラケット作り、それから機器についての知識を学びました。
開発部の中でも電気系の人と機械系の人がいて、僕は機械系なんです。プログラムはラダーというソフトを使うのですが、機械の中でどういう動作になっているのかを理解できて、ブラシを動かす動作を組めるくらい。すごく複雑なものはまだ組めません。それでも一通りは学ばせてもらいました。
この新人研修がなかったら、物事を広い視野で見たり、深く考えたりする習慣がつかなかったと思います。いま携わっている仕事も、うまくいっていないんじゃないかなと感じますね。
研修ではどんな課題があったのですか。
洗車機に使われている部品を使って、制御盤をつくるところから始めて、その制御盤で実際に機械が動くかというプログラムを作成する。そういう課題がありました。
その次にあったのが、「面白いものを作る」という課題です(笑)。同期がもう一人いるので、二人で取り組みました。彼はスロットが好きだったのでスロットを考えて、僕は人をびっくりさせるのが面白いかなと思って、闇ガチャ——中から何が出てくるか分からないガチャガチャを考えて。それで、二つを合わせたんです。
「びっくりスロット」ですね。スロットとして遊べるんですが、変なボタンを触るとクラッカーが鳴る、みたいな(笑)。洗車機の正面右側にある画面をスロットの画面に使って、非常停止ボタンをスロットのボタン代わりにしました。洗車機の部品でつくっているんです。
これまでで一番苦労したことは何ですか。
その新人研修の課題ですね。自分たちが作ったものを、上司や先輩の方々に発表するんです。そこでいろいろ言われまして。「そういうところ、考えていないんじゃないか」とか。
発表のときもそうですし、ものを考えるということ自体が難しかったですね。
仕事の面白さややりがいは、
どんなところに感じますか。
日によってやることが違うんです。計測をする日もあれば、割り出し作業——CADを使って「この部品はここに付くだろう」と想定していく作業をする日もある。試験を行う日もあります。
そういう意味では、新しいことばかりで飽きずに楽しくやれています。常に新しい刺激をもらえている感じですね。
学生時代に学んだことは、
いまも活きていますか。
本当に、いまでも学校の教科書を見て計算することがあります。特に材料力学。ここは大事だなと思いますね。
しかも僕だけじゃないんですよ。先輩方も、みなさん学校の教科書を持っているんです(笑)。だからこれから入社される方は、学校の教科書は捨てないでおくといいと思います。
ものづくりで大切にしていることは何ですか。
まずはとにかく、危険性がないこと。ここは大事にしていきたいと思っています。
巻き込みが起きないか、ワイパーを破損させる恐れはないか、車のエンブレムを壊してしまわないか——そういったことですね。開発設計をしている皆さんも、常に「これは危ないんじゃないか」と気をつけていらっしゃる。僕も今後、危険性というものを一番重要視して見ていきたいと思っています。
これから、
どんな洗車機をつくっていきたいですか。
洗車機に入れるのが怖いという方や、ブラシで車が傷つくんじゃないか、傷つくから嫌だ、というマイナスなイメージを持っている方も多いと思うんです。
でも実際には、入りやすいようワイドに広げた洗車機もありますし、布ブラシを工夫して、なるべく傷をつけないようにした洗車機も作っています。そういう方々にも、もっとプラスなイメージを持ってもらえる洗車機を作っていきたいと思っています。
社風やチームの雰囲気を一言で言うと?
「仲が良い」「優しい」でしょうか。みんな黙々と作業はしているんですが、実際に喋ってみると無愛想な人はいないんですよ。そういう意味で、働きやすい環境なのかなと思います。
意見も取り入れてもらいやすいですね。もちろん自分はまだ足りていない部分が多いので指摘されることもありますが、「これの方がいいんじゃないですか」と言うと、「なるほどね」と言ってもらえることもあります。
どんな人と一緒に働きたいですか。
これから入ってくる方は年齢が近いと思うので、同期感覚でもいいのですが——話しやすい人がいいですね。
商品開発は「これは良くないんじゃないか」「こうした方がいいんじゃないか」とコミュニケーションを取る場がよくあるので。コミュニケーションというより、言いたいことをちゃんと言える人、でしょうか。
最後に、就活生や求職者の方へメッセージをお願いします。
洗車機のことがまったく分からない方でも、新人研修でゆっくり学ぶ時間があります。だから、少しでも「面白そうだな」と思う人がいれば、初心者でも、興味だけで入ってきてもらえればと思います。あとは——学校の教科書、捨てないでくださいね(笑)。
生産部門|製造(検査工程)
Y.Sさん
生産部門|製造(検査工程)
Y.Sさん
新しい機械に、
いちばん最初に触れる。
だから、絶対に見落とせない。
——車が好きで、たどりついたのは洗車機だった。開発部門で入社し、いまは製造の検査工程を担当。新機種の動きを社内の誰よりも早く見られる場所であり、同時に、間違いを世に出さないための最後の砦でもあります。その両面について聞きました。
もともとモノづくりと車が好きで入社。開発部門で洗車機のメカ・電気・プログラムを一通り学んだ後、自らの意思で製造の検査工程へ異動した。
いまのお仕事について教えてください。
製造の検査工程を担当しています。組み立てが終わった機械を検査工程に運んできてもらって、中間検査をする。組付けに間違いがないか、正しく動作するかを一台ずつ確認していく仕事です。
入社を決めた理由を教えてください。
もともとモノづくりが好きだったのと、車が好きだったんです。ずっと車関係の仕事に就きたいと考えていて、そこで見つけたのが洗車機でした。車そのものと直接関わるわけではないけれど、車に関係するものだなと思って。
その頃はまだ車を持っていなかったんですけどね(笑)。それでも「これは興味があるな」と思って、この会社を選ばせてもらいました。
開発から製造へ異動されたそうですね。
はい。入社したのは開発部門でした。途中で製造から声をかけていただいて、最終的には自分の意思で異動させてもらった形になります。
「検査の工程に異動になるよ」と声をかけてもらって詳しく話を伺ってみたら、開発で学んだ知識や経験が活かせる場所だなと思ったんです。
この会社は、希望すれば通りやすいと思います。過去には製造から開発へ移った方もいますし、自分の意思はだいぶ通りやすいのかなと感じています。
仕事の面白さややりがいは、
どんなところに感じますか。
開発にいたとき、洗車機についてメカ的なところから、電気、洗車プログラムまで一通り学ばせてもらったんです。製造に来て、メカだけでなく電気やソフトのことも全部活かせている。そこはすごく楽しいですね。
そして一番楽しいのは、やっぱり検査工程ならではのところで——新機種が発売されるとなったら、組み立てられた機械が当然自分のところにもやってくるわけです。そこで、その動作を一番最初に見ることができる。「新しい機械はこうなっているんだ」というのを、製造の中で誰よりも早く見られるんです。
ちょっと優越感がありますね(笑)。
新しい機械がどう動くのか。
製造で、いちばん最初に見られる。

これまでで大変だったことは何ですか。
いま話した「新しい機械に最初に触れられる」というのは、裏を返すと大変なことでもあるんです。今まで作ったことのない機械がやってくるので、組付けの間違いがあったり、組み立てる人たちも初めてなので、うまく動かないことがある。それを見つけるのが、まず大変です。
見たことのないエラーや不具合も出てきます。新しい機構のオプションが付いていたりすると、「なんでこうなるんだろう」となって。そういうときは開発の人を呼んで、一緒に動作確認をしながら原因を探っていきます。
時間も変わってきますね。通常の検査なら早い機械で2時間、長くても半日くらいのイメージなんですが、新しい機械となると丸一日、なんなら2日かかることもあります。不具合が完全に解決するまでは次の工程に渡せないので、その機械が流れないまま残ってしまうんです。
それと、検査で組付けの間違いを見落とすと、そのまま現地に出荷されてしまう。見落とさないようにしないと、というプレッシャーは若干ありますね。最後の砦なので。
社風やチームの雰囲気を一言で言うと?
「意外とゆるい」でしょうか(笑)。自分は転職をしたことがなくてこの会社しか知らないんですが、会社というともっと堅苦しいイメージがあったんです。でも、全然そんなことはなくて。
部署ごとに人と関わる機会が少ないのかなと思っていたら、製造と開発でもコミュニケーションを取る機会が多いんですよ。仕事の中ではちゃんと話をしますが、それ以外のときは結構ゆるくおしゃべりしている感じです。部署ごとの壁は少なくなってきているのかなと思います。
どんな人と一緒に働きたいですか。
製造の検査に絞って言うと、やはり責任感でしょうか。ずさんなことはできませんし、厳密にやらないといけない仕事なので。
これは製造も開発も同じだと思いますが、自分の作業に対して責任を持って取り組んでもらえる方なら大歓迎です。あとは、コミュニケーションですね。
最後に、就活生や求職者の方へ
メッセージをお願いします。
さきほども話しましたが、会社というと堅いイメージがあったんです。でも、そんなことはありませんでした。部署ごとの壁も少なく感じますし、あまり緊張せずに入ってきてもらえればと思います。
製造や開発は若手が多いので、新卒で入られる方でも年の近い人がたくさんいます。気の合う人もきっと見つかると思いますよ。
営業部門|営業
S.Hさん
営業部門|営業
S.Hさん
数字は、追いかけていません。
お客様のために動いていたら、
あとからついてきました。
——営業事務として入社し、2年ほどで「営業をやらないか」と声をかけられた。以来6〜7年、長野・松本エリアをほぼ一人で担当している。二人の子どもを育てながら、洗車機だけでなく「その先の空間」までを提案しつづけてきました。
車が好きだったことから洗車機の世界へ。営業事務として入社後、営業へ転身し6〜7年目。長野・松本エリアを担当する。二人の子どもを育てながら、仕事と家庭を両立している。
いまのお仕事について教えてください。
基本的には、こちらから出向いていくスタイルです。既存のお客様のところに定期的に訪問して、お話をしていく中で関係性を深めていく。その中でニーズにお応えしたり、ご提案をさせていただいたりするのがベースですね。
洗車機はもちろんですが、そこから周辺機器や、屋根に付いているキャノピーのようなものを販売したりもします。そうやって、さらに関係を構築していくのが我々の大きな仕事です。
洗車機は一度入ると、10年、長ければ20年近く使っていただくものなんです。だから一度関係を築くと、とても深い。逆に他社メーカーさんが入っているところも、同じように10年、20年の関係ができあがっている。そこを切り崩していくのは、なかなか難しいですね。
営業事務から営業へ、と伺いました。
そうなんです。2年ほど経った頃に現場から口説かれまして(笑)。「営業をやらないか」と言っていただいて。
最初はもちろん自分のお客様がいませんから、上長が一緒に付いてきてくれて、挨拶回りという形で紹介していただきました。既存のお客様といっても、自分としては新しく関係を結んでいかないといけないところですから。
気をつけているのは、小さなことですね。お話しする相手は会社の社長さんだったり、立場のある方だったりします。ですからマナーや身だしなみ、喋り方といったところは、いつも意識しているつもりです。
入社のきっかけは何でしたか。
もともと車が好きで、車に関係する仕事をしていたんです。その中から、洗車機という車に特化した仕事に興味を持ったのがスタートですね。
……ただ、この会社に決めた理由は、正直に言うと「家が近かったから」なんです(笑)。長野は雪が降りますから、通勤に支障が出るんですよ。徒歩で行けるところだったので。ここはすごく大事です。
仕事の面白さややりがいは、
どんなところに感じますか。
頑張ったことに対して、お客様から評価をいただいたときですね。たとえば「洗車機のブラシが汚れていますよ」とお伝えして、「クリーニングしましょう」とご提案する。それにご納得いただけて、評価してもらえたとき——さらに関係が深まっていくのを感じられる瞬間があるんです。そういうときは、良かったなと思いますね。
私は、お金に対するこだわりが薄いほうなんだと思います。それよりも、この仕事に対して「お客様のために」とか「やりがい」とか、そういったところを超重視して見ているので。
だからサービスとのいさかいも、私の中には全然ないんです。利益がどうこうということに執着がなくて。本当にお客様のために、お客様に納得していただける、喜んでいただける。そこに一番重きを置いています。それが巡り巡って返ってくることもありますし、口コミで「良かったよ、こんな対応をしてくれた」と別の方から返ってくることもありますから。
これまでで一番大変だったことは何ですか。
中古の洗車機を販売したときのことです。お金をあまりかけたくないという先方の社長の意向があって、「現状のまま移設しますよ」というお話をしていました。写真も撮ってお見せして、「クリーニングもしていませんし、塗装もしていないので、外見的にはとても汚れた状態でいきますよ」と、きちんと説明もしていたんです。
でも、写真で見るのとリアルに見るのとでは、どうしてもイメージが違ったんですね。「何だこんな汚いものを売りつけて」と言われてしまいました。
確かに汚れているな、と私も思いました。かといって、そこからお金をかけることはできない。それで——自分で磨いたんです。丸一日かけて。
大変でしたけど、そこから逆に、社長にはすごく信用していただけたというか、気に入っていただけたようで。関係はとても深まった気がします。
かといって、お金はかけられない。
だから、自分で磨きました。
丸一日かけて。

営業の目標や数字とは、どう向き合っていますか。
……これ、オフレコですかね(笑)。こだわりません。
数字はもちろん決められていますし、支店長からも求められます。でも、できることをできるまでしかできないんですよ。サボってしまったら別ですけど、精一杯やっている中で、これ以上は無理というときもありますから。
ただ、頑張っていれば必然的にその数字に到達しているものだとも思っています。よく頑張っていたり、仲良くさせていただいていると、ご紹介があったりもする。だから特段、「絶対にこの数字を取らなきゃ」とは思っていないんです。
普通の営業とは、少し違うところがありますか。
そうですね。常に新しい問題が生まれてくるんです。今まで入ったことのないような土間の工事現場で「ここにどうやって入れるんだ」というのを一緒に解決していったり。お客様から「こういう風にしたいんだけど」と相談される、コンサルみたいな仕事も半分入ってきます。
たとえばディーラーさんに売るような、シンプルな案件もあります。でも「それでは面白くないよね」というところから、ちょっと変わったご提案をさせてもらうと、それがうまくハマって、違う店舗も全部変えていただけたりする。
洗車機そのものというより、洗車機を使った後の空間を売っている感覚に近いかもしれません。お客様の経営方針や、利益を伸ばすということも、この機械で叶えることができるんです。
子育てとの両立はいかがですか。
子どもが二人いるので、教育をしながら、家事もしながら、なおかつ仕事をするという両立は、なかなか大変でした。本当になかなか(笑)。土日のうちに4日分の晩ご飯まで作ってしまう、みたいな変なこだわりもありましたし。
ただ、結局はやり方だと思っているんです。どんな仕事をしている方でも同じで。最低限、子どもと接する時間はつくる。部活や習い事は極力付き合って、一緒にやるスタイルでした。空手の習い事の時間はしっかり設けて、他の時間帯は私は仕事、子どもたちは学校や塾。たった1時間、2時間であっても、密な時間を一緒に作る。そういうやり方でやってきたと思っています。
家族も理解を示してくれています。……まあ、私が突き進んだら誰も手をつけられない、というのもあるんですけど(笑)。私がやると決めたら、止めたってやるでしょう、という感じで。最低限、文句を言われないレベルまでは家事もさせてもらいつつ、協力も仰ぎつつ、勝手にバランスを取っています。
社風やチームの雰囲気を一言で言うと?
「自由にさせてもらえる」ですね。考えたものを考えた形に、自分の発想の外までいろいろとやらせてくださる。「こうしなきゃいけないよ」というのがないんです。
悪く言えばマニュアルがない、ということなんですが、その分、自分のスタイルをしっかり築ける。もちろん指導はありつつの、自分スタイルというところですね。
意見も通していただけるかなと思います。基本的に無理難題は言わないようにしていますので(笑)。
どんな人と一緒に働きたいですか。
柔軟な方ですね。スポンジのように柔らかくて、吸収力があって。それから、素直に「ごめんなさい」が言える方。知識も経験も、何もかも吸収していってもらいたいので。
固定概念があると、教えたことや伝えたことがなかなか入っていかなかったり、一緒に仕事をする上でも難しかったりするんです。柔軟に対応できて、人の話に聞く耳を持っている。それはいずれ、お客様のご意見に対しても同じことになりますから。
お客様の話を柔軟に聞けて、その中で「こういう風にしたらいいな」というアイデアが浮かぶ方。そして、みんなの調和を保てる方。そういう方と働きたいですね。
最後に、就活生や求職者の方へ
メッセージをお願いします。
自分のビジョンをうまく拾ってくれる会社です。ですから、やりたいこと、成し遂げていきたいという思いが強い方には、非常に向いている職場だと思います。
単純な仕事ではなくて、とても幅広いんです。コンサル業的なことから始まって、洗車機をただ販売するだけでなく、お客様の利益を考えて売上を伸ばしてさしあげる。土木関係にも詳しくなりますし、水質汚濁防止法や消防法といった法律にも詳しくなっていく。多方面のスキルが身についてきます。
そして、ものを綺麗にする仕事です。車を洗って綺麗になる、その先にいるお客様やエンドユーザーの方の喜びや笑顔も見られる。やりがいを感じられますし、感謝の言葉をもらいやすい仕事でもあると思います。
サービス部門|メンテナンスサービス
S.Jさん
サービス部門|メンテナンスサービス
S.Jさん
「機械を止めない」。
それが、私たちの仕事です。
——洗車機が止まれば、その先でお客様が待っている。だからこそ、一分でも早く動く状態に戻す。ガソリンスタンドでの勤務を経てこの道に入り、いまは名古屋市内を駆け回る。ベテランサービスマンに、この仕事のやりがいと、現場に流れる空気について聞きました。
ガソリンスタンド勤務を経て入社。
三重県内の担当を経て、現在は名古屋市内エリアを担当している。
いまのお仕事について教えてください。
洗車機の修理とメンテナンスを担当しています。今は名古屋市内、中川区のあたりを中心に回っていますね。依頼は多い日で5件ほど。修理だけでなく、点検のご依頼をいただくこともあります。
まずお客様から電話で症状やエラー番号をうかがって、必要になりそうな部品をあらかじめ車に積んでから向かいます。もちろん現場で見て初めて分かることもありますが、準備をしておけばその日のうちに直せることも多いんです。
エリアによって動き方はずいぶん違います。名古屋市内なら30分で着くので、午前中に2件入っても午前中には終わる。でも三重県を担当していたときは、四日市にいるときに伊勢から呼ばれると、それだけで1時間以上かかってしまう。同じ件数でも、移動でまったく変わってくるんです。
仕事で一番大切にしていることは何ですか。
「ダウンタイムをなくす」ということですね。機械が止まっている時間をなくす。これは若い頃からずっと言われてきたことです。
たとえば部品の取り寄せに1週間かかるとなっても、1週間止めておくわけにはいきません。その間、洗車に来られるお客様が使えないことになってしまいますから。だから、まず「こうすれば動きますよ」という状態に持っていって、本格的な修理は後日にする。完全に部品を替えないとどうにもならないものは仕方ないですが、とにかく動かすことを最優先にする。それが我々の仕事だと思っています。
まず動く状態にする。
修理は、その後でいい。

どんなときにやりがいを感じますか。
難しい修理で、「ここじゃないか」という読みが当たったときですね。あちこち見て回って、「これを替えてみよう」——直った、よし! と。あの瞬間はやっぱり気持ちいいです。
本当はセオリー通り、順を追ってやるのが一番なんですけどね。読みが外れると、かえってハマってしまう。そうなると1時間、2時間と頭を抱えることになります(笑)。
それと、やっぱり人間ですから、感謝されると嬉しいですよ。サービスは、製品をお届けしてからの直接の窓口になります。だからお客様の「ありがとう」が一番よく見える立場なんです。困っている人を助けられる。そこはこの仕事のいいところだと思います。
これまでで一番大変だったことは何ですか。
新人の頃ですね。新しくオープンするスタンドに、一度引き上げた機械を仕様変更して設置し直したことがあったんです。ところが配線が間違っていて——担当者が電源を入れた瞬間、センサーから煙が出た(笑)。低い電圧を流さないといけないところに、動力の200ボルトが流れてしまっていたんです。
オープンは2日後。やらないわけにはいきません。結局その地区のサービスマンが全員集まって、部品をかき集めて、本社まで部品を取りに走って。夜7時、8時まで、3日がかりで直しました。
今でこそ笑い話ですが、あのときは本当に青ざめましたね。
社風やチームの雰囲気を一言で言うと?
基本は一人です。一人で現場に行って、自分で考えて直す。じつは、マニュアルらしいマニュアルもないんですよ。手順書のような資料はありますが、たとえば配管をどこからバラすか、ブラシをどう交換するか——そのやり方は人それぞれで、何通りもある。先輩から教わったことを土台に、自分なりに考えてやっていくんです。
だからこそ、応援に行った先で学ぶことが多い。自分より下の者からでも「そうやってやるのか」と学べます。人のやり方を見て、聞いて、真似したり、逆に真似されたり。そういう関係があるので、相談もしやすいですね。
私もこの歳になると下の者のほうが多くなりますから、なるべく話しやすい環境をつくるように心がけています。……まあ、下の連中と喋っているときは、8割9割は冗談ですけどね(笑)。
サービスマンというと、
職人のイメージがあります。
それが、半分は営業みたいなところもあるんですよ。修理だけをしているわけじゃなくて、ケミカルやワックスといった商品を販売するのも我々の仕事ですから。半分営業で、なおかつ修理もできる、という感じですね。
最近は「口で直す」こともあります。電話で説明して、簡単なものならお客様にやっていただく。「センサーを掃除してみてください」で1分で終わってしまうこともあるんです。お客様も待たなくて済みますし、こちらも出向くガソリン代がかからない。会社としても経費が抑えられますしね。
うちのサービスにも、本当に職人という人もいれば、営業寄りの人もいます。若い子は営業寄りかもしれない。我々より少し上の、シーケンサーもコンピューターもない時代から機械を見てきた世代は、やっぱり職人が強いですね。
どんな人と一緒に働きたいですか。
コミュニケーションが第一だと思います。実際、修理をしていてもコミュニケーションが大事なので。……まあ、私も現場でずいぶん喋っていますけど(笑)。
気さくに話してくれる人がいいですね。私はこんな顔なので怖がられて、なかなか話しかけてもらえないこともあるんですが(笑)、こちらからも話しかけるようにしています。
最後に、就活生や求職者の方へ
メッセージをお願いします。
若い子にこんなことを言うのもなんですが——ちゃんと見極めて、いろいろ情報収集をしてほしいです。そのうえで、もしうちを選んでくれるなら、それはそれで嬉しいことだと思います。
「頑張れ」という言葉はあまり好きじゃないんですが、しっかりやってほしいなと。自分に合った職種を見つけてもらって、それがたまたまうちだったら、一緒にやれればと思います。
管理部門|経理
Y.Aさん
管理部門|経理
Y.Aさん
「やってみたい」と手を挙げたら、
任せてくれる会社でした。
——中国から留学生として来日し、「海外に関わる仕事がしたい」とこの会社の海外推進課へ。そして数年後、今度は自ら資格を取り、手を挙げて経理へ。言葉の壁と向き合いながらキャリアを広げること、この会社で働く面白さを聞きました。
中国出身。留学生として来日し、卒業後に入社。海外推進課での勤務を経て、現在は経理を担当している。休日の楽しみは料理で、得意料理は青菜の炒め物とスペアリブ。
いまのお仕事について教えてください。
本社の経理を担当しています。現金と債権の管理、社員の経費精算、お取引先への支払い依頼や買掛金の処理などですね。最近は、資金繰りや有価証券の管理に加え、銀行対応も任せてもらえるようになりました。
会社のお金の流れが全部見える立場なので、「ここにこれだけ使っているんだな」というのがよく分かります(笑)。
入社を決めた理由を教えてください。
留学していたとき、海外から来たいろいろな国の留学生と交流する機会が多かったんです。多様な価値観に触れながら勉強することができました。その経験から、将来は海外に関わる仕事をしたいと思うようになって。
ちょうど当社が海外推進課の募集を始めたところだったので、ここでチャレンジしてみたいと思って応募しました。
入社後は、海外推進課に配属されたそうですね。
はい。印象に残っているのは、お客様の売上金を回収する仕事を担当したときのことです。長年のお付き合いがあるお客様でしたが、回収が難しいということで、社内では「貸し倒れとして処理するしかないのではないか」という意見も出ていました。
そこで私が「ちょっとやらせてください」と手を挙げて、お客様との交渉を続けたんです。結果、売掛金を全額回収することができました。
会社の方針としては、もう回収は難しいだろうという状況でした。それでも手を挙げればやらせてくれる。そういうところが、この会社の面白さだと思います。
その後、経理へ異動されたそうですね。
数年経って、仕事をしていくなかで経理にも興味を持つようになったんです。それで資格を取って、自ら手を挙げて異動させてもらいました。
最初に志望した部署とは別の仕事に興味を持ったとき、そこへ挑戦させてもらえる。それは、この会社のいいところだと思います。
別の仕事に興味を持ったら、
そこへ挑戦させてもらえる。

いまの仕事の楽しさは、
どんなところに感じますか。
以前は、経理課で約80社分の支払明細書を1件ずつ手入力で作成していました。そこで独学でExcel VBAの基本を学び、初めてマクロを作成して、一括で作成できるようになったんです。作業時間を大幅に短縮することができましたし、入力ミスも減らすことができました。
初めて作ったマクロが動いて、何十件もの支払明細書が一瞬で自動的に作成されていく画面を見たときは、言葉では言い表せないほどの達成感と面白さを感じました。
何十件もの明細書が、一瞬で。
あの達成感は、言葉にできません。
また、毎日の銀行口座の残高照合も、好きな業務の一つです。複数口座の入出金を確認して、差異があれば原因を一つずつ突き止めていきます。
最後の差額がぴったり一致した瞬間は、まるでパズルの最後のピースがはまったような爽快感があって。「よし!」と思える、楽しい瞬間ですね。
これまでで一番大変だったことは何ですか。
やはり言葉ですね。私は中国人なので、日本語の言葉遣いのニュアンスが曖昧に感じられるところがあって。お客様に対して「今の言葉で合っていたかな」と不安になることが、今でもあります。
特に難しいのは尊敬語です。中国語にも敬語はあるのですが、日本語ほどではないんですよ。「おっしゃる」「伺う」……そこはやっぱり難しいですね。電話対応も最初は苦手で、なかなか受話器を取れませんでした。
でも今は、慣れて出られるようになりました。周りが100パーセント日本語の環境ですし、家に帰ってテレビを見ても日本語ですから。そういう意味では、いい環境にいると思います。
社風やチームの雰囲気を一言で言うと?
「明るい」ですね。製造業と聞いていたので、堅苦しいのかなと思っていたんです。でも、全然違いました。
優しくて明るい方が本当に多いんですよ。だから部署を超えて相談しやすい雰囲気がありますし、困っていると自然に助けてもらえる環境だと思います。
定期的に懇親会も開かれます。社内のルールで、3か月に一度、会社の経費を使ってみんなで集まっていいことになっているんです。自分の部署だけでもいいですし、他の部署と一緒でもいい。仕事以外の話ができるので、毎回楽しみにしています。
どんな人と一緒に働きたいですか。
明るくて、元気な人。それが一番だと思います。
みんなそれぞれ大変なことを抱えていると思うんです。それでも会社にいる間は、自分のことをいったん忘れて、仲間と一緒に明るく元気にやっていける。そういう方と働きたいですね。
最後に、就活生や求職者の方へ
メッセージをお願いします。
最初は誰でも、みんな不安な気持ちがあると思います。でもこの会社には、相談しやすい先輩や、一緒に成長を応援してくれる仲間がいますから。
「やってみたい」「チャレンジしてみたい」という気持ちさえあれば、ここはいろんな経験をしながら成長できる環境だと思います。少しでも興味があれば、ぜひ応募してみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。




