2025.10.22

洗車後の水滴を飛ばす!洗車場のエアーブローの正しい使い方やメリット・注意点とは?

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洗車後の水滴を飛ばす!洗車場のエアーブローの正しい使い方やメリット・注意点とは?

洗車後の拭き上げ作業は、時間も手間もかかる少し面倒な工程のひとつ。そんなときに活躍するのが洗車場に設置されている「エアーブロー」です。

エアーブローは強力な風で車のボディや隙間に残った水滴を吹き飛ばし、タオルでの仕上げ時間を減らすことができる便利な機器です。しかし、正しい使い方を知らないと水滴が残って水シミになったり、愛車の思わぬトラブルの原因になることも。

この記事では、洗車場のエアーブローの基本的な使い方から使用時の注意点まで詳しく解説します。エアーブローを上手く使いこなし、拭き上げの効率化を叶えましょう。

そもそもエアーブローって何?

エアーブローとは、洗車後の車に残った水滴を強風で吹き飛ばすための機器のこと。ピンポイントで風を当てられるため、タオルやクロスでは拭けない細部の水分も確実に除去できます。

特に、拭き取りが難しい細かな隙間やエンブレム周り、ドアミラーの下などに溜まった水分を効率的に飛ばせるのが大きな特徴です。これにより拭き上げの時短だけでなく、水シミの発生防止や仕上がりの美しさを保つことも期待できます。

なお、利用時間は100円で5分の稼働が一般的。5分は意外と短いため、拭き上げのポイントを押さえて使用することが大切です。

弊社が取り扱うエアーブロー「乾燥用ブローSB1」は、コンプレッサーではなく電動を動力とし、圧力を高めて送風します。強力な風でフロントグリルやバイザーなど手が届きにくい細部もすばやく乾燥可能です。

また、エアーブローのホースも軽量で女性や初心者の方でも使いやすく、さらにノズル先端はゴム製のため、誤って車体に触れた場合でも傷が付きにくい安全設計になっています。見かけた際はぜひ試していただきたい商品のひとつです。

洗車場でエアーブローを使用するメリット

洗車場に設置されているエアーブローには多くのメリットがあります。ここでは、洗車場でエアーブローを使用する具体的なメリットを詳しく解説します。

エアーブローのメリット1:拭き上げが簡単で時短になる

エアーブローを使えば拭き上げ作業の効率化も可能に。強風で水滴を一気に吹き飛ばすため、タオルやクロスで何度も拭く必要がなくなるからです。

例えばボディ全体をタオルで拭くと、15〜20分程度仕上げに時間がかかりますが、エアーブローなら時間を短縮することが可能です。特に何回拭き上げしても水が垂れる箇所についてはエアーブローを利用することで、一発で水滴が除去できます。従って、洗車場での限られた時間をエアーブローを使い、有効活用しましょう。

エアーブローのメリット2:水シミやキズを防ぐことができる

仕上げ時の拭き残しによる水シミの発生を抑えられるのが、エアーブローのメリットのひとつ。水分をすばやく確実に飛ばすことで、水シミの原因となる水分が残りにくくなります。

さらに、エアーブローを使えばタオルやクロスで拭く必要がなくなるため、摩擦による細かな傷の発生そのものを防ぐことも可能です。愛車を労わりながらケアするなら、エアーブローの活用は欠かせません。

エアーブローのメリット3:タオルが届きにくい部分も拭き上げできる

エアーブローを使用すれば、タオルでは拭きにくい細部の水滴までしっかり除去できます。手が入りにくい場所も風なら問題なく、バイザーやホイール、ドアミラー、フロントグリルなどにタオルを差し込む必要もありません。

特に女性にも人気のハイトワゴンは屋根が高く、拭き上げ自体が難しい車種ですが、エアーブローなら届きにくい屋根の水分も簡単に吹き飛ばすことができます。物理的に手が届かない部分の拭き上げに困ったときは、エアーブローを積極的に活用しましょう。

エアーブローのメリット4:洗車後の水垂れを解消可能

エアーブローには洗車後の水垂れを防ぐ効果もあります。ドアやトランクの隙間、エンブレムの周囲など、走行中や時間経過で垂れてくる水分を事前に飛ばすことができます。

洗車後にしっかりと拭き上げ帰宅後、ドアに水の筋ができてしまったという経験も、エアーブローで乾かせばほとんどなくなります。仕上げ後の水垂れに悩まされないためにも、洗車場でのエアーブロー活用はおすすめです。

関連記事:洗車場の掃除機はどうやって使う?効率的な作業方法やマナーも解説

洗車場のエアーブローの正しい使用手順

洗車場のエアーブローの正しい使用手順

洗車場でエアーブローを使う際は、正しい手順を守ることでその効果を最大限に発揮できます。順序を誤ると水滴が残って水シミや水垂れの原因になるほか、思わぬトラブルに繋がることもあるため注意しましょう。

ここからは、洗車場のエアーブローの正しい使用手順をご紹介します。初めての方はもちろん使い慣れている方も、効果を最大限に引き出せる使い方をぜひマスターしてみてください。

手順1:エアーブロー機の前に車を移動させる

まず、洗車スペースから拭き上げスペースに移動する際、エアーブロー機が設置されている駐車スペースの定められた車輪止めまで車をバックし、停車させます。定められた停車位置でない場合は、機械との距離や角度が適切でないと、ホースが届かず作業効率が落ちてしまう可能性があります。

移動後は、前もってエアーブローのホースが届くのかを確認しておくと良いでしょう。ホースが引っ張られずに届く程度の距離を確保しておくと、さらに作業がしやすくなります。

手順2:エアーブローのノズルを持つ

エアーブローのノズルはしっかり握って安定させましょう。

持ち方はノズルの根本を片手で持ち、もう一方の手で補助するように構えると安定します。注意点としては、ノズルやホースが車体に触れないように注意しましょう。また、風力が強いため、手からノズルが外れ、思わぬ車の事故に繋がる可能性もありますので、しっかりノズルを持ちましょう。

手順3:お金を入れてスタートボタンを押す

洗車場には両替機がないことも多いため、前もって小銭(100円硬貨)を用意しておきましょう。準備ができたらエアーブロー機に小銭を入れ、スタートボタンを押します。

一般的なエアーブローは100円で5分間稼働する時間制。ボタンを押した瞬間からカウントが始まるため、作業の準備を整えてから操作すると時間を有効活用できます。

手順4:拭き上げが難しい箇所を中心に水滴を飛ばす

まずはスタート位置から時計回りまたは反時計回りでスタートしましょう。水滴は高いところから低いところへ流れる習性があるため、上から下の順番でブロワーを掛けるのが効果的です。特に水が残りやすい場所として、以下の部分があります。

  • ドアバイザー
  • ドアミラー
  • ドアノブ周辺
  • フロントグリル
  • リアバンパー
  • エンブレム
  • ホイール周り など

特に「突起物」は水が溜まりやすく、後から垂れてくる原因になりやすいため、手順良くブロワーを使用すると効果的です。

優先順位を意識して拭き上げれば、短時間の使用でも水シミや水垂れをしっかり防ぐことができます。

手順5:残った水分をタオルで拭いて仕上げる

最後に、エアーブローだけでは完全に水分を飛ばせなかった場合、タオルやクロスで残った水分を拭き取ります。水分を放置すると水シミの原因になるため、丁寧に拭き取りましょう。

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洗車場でエアーブローを使用する際の注意点

エアーブローは拭き上げの時短を叶える便利な機器ですが、安全に使用するために、必ず以下の注意点を守りましょう。

エアーブローを使用する際の注意点
  • 使用中は絶対にノズルを放さない。
  • 人にノズル先端を向けない。
  • 強風のため、「古くなったステッカーや車庫証明」また、「塗装の痛みが激しい場所」はステッカーや塗装が剥がれる恐れがあるため、風を当てる際は20~30cm以上の距離をとる。
  • 周囲の利用者に迷惑にならないように距離を保ちながら利用する。(水滴を飛ばさないように配慮する)

特に、使用の際は安全への配慮が欠かせません。強力な風圧を発生させるエアーブローは、ノズルの扱いを誤ると車体に接触して傷を付けてしまう可能性があります。

また、周囲の利用者に水や風がかからないように、周囲の状況を確認してから使用することも重要です。

エアーブローは正しく使えば拭き上げの時短や仕上がり向上に役立ちますが、誤った使用は大きなトラブルを招く恐れがあります。安全第一を心がけ、周囲への配慮を忘れずに利用してください。

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エアーブローの機種にこだわることで効果アップ

拭き上げの効率や仕上がりをさらに高めたいなら、使用するエアーブローのメーカーや機能にもこだわってみましょう。特にタオルでは届きにくい細部の水滴をしっかり乾かせるかどうかが、作業時間と仕上がりの美しさに大きく影響します。

弊社の「乾燥用ブローSB1」はフロントグリルやドアミラーの下、エンブレム周りなど、手の届きにくい箇所の水滴まで簡単に吹き飛ばすことができるエアーブローです。一般的な市販エアーブローは風量が2.0〜3.5m³/min程度ですが、SB1は最大4.8m³/minの強力な風を送ることができ、ボディ全体をより短時間でしっかり乾燥させることが可能になっています。万が一、車両に先端が接触した場合でも、ゴム製であるため、キズの恐れが軽減できます。

さらにSB1はホースが上部から固定されて車両に接触しにくい設計になっているうえ、旋回性にも優れた機構を採用。ホースの取り回しに悩むことなく快適に使用できることも、SB1のメリットのひとつです。

純水との組み合わせでより高い効果が得られる

また、弊社の直営店「KOMACHI」では、洗車機の仕上げ工程に「純水」を使用しています。純水とは水道水から不純物を除去した水のことで、ミネラルを含まないため水シミの発生そのものを防ぐことができます。

純水を使えば水滴をブロワーで飛ばすだけでほぼ水シミが残らず、タオルでの拭き上げも最小限で済みます。そのため拭き上げ時間を短縮できるだけではなく、タオルとボディの接触が減ることでボディを優しく仕上げられるというメリットがあります。

純水とブロワーの組み合わせは、愛車の美観を保つうえでも非常に理にかなった洗車方法です。お近くの弊社洗車場を検索し、拭き上げの快適さをぜひ体感してみてください。

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。

1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。

弊社の強み
  • 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
  • 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発

弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。

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