2025.04.09

洗車場(コイン洗車場)にある機械と設備の使い方|利用するうえでのマナーもチェック

  • コイン洗車
  • マナー
  • 使い方
洗車場(コイン洗車場)にある機械と設備の使い方|利用するうえでのマナーもチェック

洗車場(コイン洗車場)には、車を洗うための機械や設備が揃っており、自分の好きなタイミングで洗車できることが特徴です。

ただ、初めて利用する場合は、設備の使い方やルールについて分からず、戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

そこで本記事では、コイン洗車場の洗車機やその他設備の使い方や利用時のマナーについてまとめました。

自宅以外で洗車ができる主な3つ場所

自宅以外で洗車ができる場所としては、主に下記の3つがあります。

  • コイン洗車場
  • ガソリンスタンド
  • 洗車・コーティング専門店

このほか、カーディーラーやカー用品店などによっては、洗車スペースを設けている店舗があります。さらにショッピングモールの駐車場などで出張手洗いサービスを提供しているケースもあります。

それでは、上記で挙げた3つの場所の特徴について次から見ていきましょう。

コイン洗車場(洗車機・手洗い)

コイン洗車場とは、利用者がセルフで車を洗える施設で、硬貨を投入して洗車機や高圧洗浄機を利用できるシステムの洗車場を指します。

設備は場所によって異なりますが、多くのコイン洗車場では手洗い用の高圧洗浄機と自動洗車機が利用できます。

費用面では、ガソリンスタンドや洗車専門店での洗車よりも比較的安価で済むことが多く、スプレー洗車機なら500円〜1,500円程度、洗車機を利用する場合も500円〜2,000円程度で洗車が可能です。

また、コイン洗車場は24時間営業の施設が多く、混雑を避けながら好きな時間に利用できる点もメリットです。特に早朝や深夜に洗車したい人、仕事終わりに洗車をしたい人にとっては便利な洗車場といえるでしょう。

ガソリンスタンド(洗車機・手洗い)

ガソリンスタンドでは、給油に加えて、洗車機またはスタッフによる手洗い洗車を利用できます。空気圧チェックやオイル交換などのメンテナンスとあわせて利用できるのが特徴です。

多くのガソリンスタンドには洗車機が設置されています。また、洗車前に予備洗いも可能な店舗もあり、洗車機では洗いきれない細かな部分をあらかじめ洗浄することができます。

さらに、洗車機と比較して料金や時間はかかるものの、スタッフによる手洗いのサービスも利用可能です。細かい部分まで綺麗に洗浄してもらえるため、洗車機よりも丁寧な仕上がりを求める場合におすすめです。

また、ガソリンスタンドの会員登録やアプリ利用がある場合は、料金の割引が受けられるケースもあります。定期的な洗車をする場合は、特典も活用するとお得に利用可能です。

洗車・コーティング専門店

洗車・コーティング専門店では、プロのスタッフによる手洗い洗車サービスがあります。

洗車機とは異なり、専門店では手洗い洗車を基本としているため、ボディに傷をつけにくいのが特徴です。

洗車と同時に、撥水コーティングやガラスコーティング施工を依頼できるため、ツヤが長持ちし、汚れが付きにくくなるというメリットがあります。特にガラスコーティングは耐久性が高く、頻繁に洗車をしなくてもキレイな状態を保ちやすいのが魅力です。

さらにセルフ洗車とは違い、作業をプロに任せられるため、自分で洗車する手間がかかりません。洗車している間に買い物や仕事など、他の用事を済ませることができるので、時間を有効に使えることもメリットです。

コイン洗車場の使い方|事前に下調べもしておくこと

コイン洗車場を利用する際は、設備や料金体系は店舗ごとに異なるため、事前に店舗情報を調べておきましょう。スムーズに利用できるだけでなく、自分の目的に合った洗車場を選ぶことができます。

洗車場は下記の方法で調べると良いでしょう。

洗車場の事前リサーチの方法
  • 公式サイトをチェック
  • 口コミサイトをチェック(Googleマップ、SNS、洗車場検索サイトなど)
  • 店舗に直接問い合わせ

事前にリサーチしておけば、「使いたい設備がなかった」「混んでいて利用できなかった」「思ったより高かった」といった失敗を防ぐことができます。特に初めて利用する洗車場の場合は、事前に情報収集しておくと安心です。

それでは、コイン洗車場に設置してある機械や設備の使い方について、次から見ていきましょう。

①洗車機

ここでは、コイン洗車場に設置されている洗車機の使い方についてご説明します。洗車機は手軽かつ短時間で車を自動洗浄する機械です。

洗車機を使用する前に、洗車スペースに設置してある看板の注意書きをよく確認してから準備をおこないます。

一般的な注意看板には下記のような内容が記載されています。

  • 洗車機では利用できない車種
  • 洗車中はアンテナをたたむこと
  • ワイパーは固定すること
  • サイドミラーは収納すること
  • 車の装備(キャリア・スポイラーなど)の利用可否について など

これらの注意事項をよく確認したうえで、後の工程に進みましょう。

また、洗車コースや支払い等の工程は、「門型洗車機」か「ドライブスルー型洗車機」かによって異なりますので、各利用手順について解説します。

門型洗車機の場合

門型洗車機は、ドライバーが降車した状態で洗車を行うタイプの洗車機です。下記の利用手順のように従って操作を進めます。

  • 1.洗車機の停止位置に車を停車させ、ミラーを閉じアンテナを収納しエンジンはオフにする
  • 2.洗車機本体でコースやオプションを選択
  • 3.装備品の有無を選択
  • 4.支払い
  • 5.車から離れて洗車をする
  • 6.洗車後は乗車し、拭き上げスペースへ移動
  • 7.拭き上げや車内清掃を行う

ドライブスルー型洗車機の場合

ドライブスルー型洗車機は、車に乗ったまま洗車を行うタイプの洗車機です。門型と異なり乗車したまま洗車できるため、スムーズに作業を進められるのが特徴です。以下の手順を参考に、安全に利用しましょう。

  • 1.受付機の前に車を停止線に合わせて停車する
  • 2.受付機画面で洗車コースやオプションを選択
  • 3.装備品の有無を選択
  • 4.支払い
  • 5.ゲートが開いたら前進し、車を所定の位置で停車し、必ずミラーを閉じエンジンはオフにする
  • 6.乗車したまま、洗車に進む(洗車中は車内で待機、絶対にドアは開けない!)
  • 7.洗車後、扉が開くので拭き上げスペースへとゆっくり車を移動させる
  • 8.拭き上げや車内清掃を行う

②高圧洗浄機

高圧洗浄機は、強い水圧で車の汚れを落とす機械です。特に泥や油汚れ、虫の付着などを効果的に除去できます。

高圧洗浄機には、汚れの種類や洗車の目的に応じた複数のコースが用意されています。

  • 水だけが噴射する「水洗いコース」
  • 水と洗剤が出てくる「(標準)洗車コース」
  • 泡状の洗剤が出てくる「泡洗浄コース」など

車の汚れの程度や洗車の目的に応じて、最適なコースを選択しましょう。

③乾燥用ブロワー

乾燥用ブロワーは、高圧の空気で水滴を吹き飛ばし、車の乾燥を助ける機械です。特にドアの隙間やミラー裏の水分を飛ばすのに便利で、水アカや拭きキズの発生を防ぎます。

また、タオルで拭く前に使用すれば、拭き取りがよりスムーズにできます。さらに洗車後すぐに使用すると、拭きムラを防ぎ、仕上がりが美しくなることもメリットです。

④フロアマット洗浄機

フロアマット洗浄機は、車のフロアマットを専用ブラシや水流で洗浄する機械です。泥や砂、ホコリが溜まりやすいマットを短時間で洗浄できます。

使用方法はシンプルで、マットをセットしてレバー操作して利用します。洗浄後のマットは濡れているため、しっかりと乾燥させてから車内に戻しましょう。

⑤掃除機

コイン洗車場には、車内のゴミやホコリを強力に吸い取る掃除機もあります。足元に溜まった砂やシートの隙間に入り込んだゴミ、さらにペットの毛まで、しっかりと除去できます。

また、自分で持ち込んだ掃除機の場合、ノズルを交換することによって、エアコンの吹き出し口周辺やシートの下などの細かい部分まで掃除が可能です。

コイン洗車場を利用するうえで守りたいマナー

コイン洗車場を利用するうえで守りたいマナー

コイン洗車場は、多くの人が利用する共有スペースであるため、1人1人がマナーを守ることが大切です。利用者が快適に洗車できるよう、適切な使い方を心がけましょう。

それでは、コイン洗車場で心がけたいマナーについて次から解説します。

混雑している場合は長居しない

洗車場は多くの人が利用するため、混雑時はスムーズな利用を心がけることが大切です。

特に洗車が終わった後に長時間駐車スペースを占有したり、タイヤ交換やオイル交換など、本来の用途とは異なる作業を行うのは禁止されております。他の利用者に迷惑をかける行為にあたります。

また、洗車後の拭き上げや仕上げ作業は、専用の拭き上げスペースで行うのが基本です。しかし混雑時は、必要最低限の作業のみ行い、長時間の滞在は避けるようにしましょう。

ごみ捨てのマナーを守る

洗車場にはゴミ箱が設置されていることもありますが、すべての洗車場にゴミ箱があるわけではありません。ゴミ箱がない場合は、シャンプー剤の空き容器や使い終わったタオル、拭き取り用のペーパーなどをその場に放置せず、必ず持ち帰るようにしましょう。

また、拭き上げスペースや掃除機エリアでは、砂やホコリを大量に残さないようにすることも大切です。利用後は周囲を確認して汚れを放置しないようにしましょう。

次の利用者が気持ちよく使えるように、洗車場を清潔に保つことを意識することが大切です。

騒音にならないように気を付ける

洗車場の周囲には住宅が並んでいることもあるため、騒音問題には注意が必要です。特に夜間や早朝の洗車では、エンジンをかけっぱなしにしない、大声で話さない、ドアの開閉音に気をつけるなど、周囲への配慮が求められます。

また、スピーカーで音楽を流しながらの作業や、仲間と集まっての長時間の談笑なども近隣住民の迷惑になりやすいため控えましょう。

洗車場は共有スペースであると同時に、近隣住民の生活圏でもあることを考慮し、静かに利用しましょう。

コイン洗車場の使い方をマスターして愛車をきれいに保とう

コイン洗車場は、洗車機による洗車や、高圧洗浄機を使うセルフ手洗いなどができ、愛車を定期的に洗うのに便利な場所です。自宅での洗車が難しい場合でも、適切な設備を利用することで、効率よく車をきれいに保つことができます。

利用する際は、事前に洗車場の情報をリサーチをしましょう。特に設備や料金体系は店舗によって異なるため、洗車場検索サイトを活用するとスムーズに目的に合った洗車場を見つけられます。

また、弊社タケウチビユーテーのホームページでは、弊社が提供する洗車機を導入している店舗を検索できます。ホームページ内の「Beautyの洗車機があるお店」に掲載されている店舗では、弊社の洗車機と純正の洗剤・コーティング剤を使用しているため、品質の高い洗車が可能です。

ぜひ、下記のページからお近くの店舗をチェックしてみてください。

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

洗車機を通じて快適なカーライフをサポート

私たちタケウチビユーテー株式会社は、「洗車機を通じて世界に貢献する」という理念のもと、洗車機および洗浄機械の開発・製造・販売を手がけています。

1963年に世界初の移動式ブラシ付き門型自動洗車機を開発して以来、業界のパイオニアとして最新技術の研究・開発を続けてきました。

弊社の強み
  • 洗車場とランドリーを併設した直営店舗「KOMACHI」を運営
  • 業界最大級の進入間口を持つ洗車機「極美」を開発

弊社では、洗車機本体だけでなく、車内清掃用のクリーナーや乾燥用のブローなど、周辺機器も幅広く取り揃えています。洗車機の導入を検討されている方や、洗車場の運営をお考えの方は、ぜひタケウチビユーテー株式会社にご相談ください。弊社の豊富な経験と確かな技術で、お客様に最適なご提案をいたします。

資料ダウンロード

資料ダウンロード

最新の資料をご確認いただけます

お問い合わせ

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください

page top